妊活中はみなさん非常に「冷え」を気にされています。

靴下の重ね履き、腹巻き、ホットヨガ通いなどなど。
 

東洋医学でも冷えは妊娠の大敵だと考えています。

妊娠の力の源である「腎(じん)」を弱くしてしまうからです。

 

冷え対策として、まず第一に考えていただきたいのが、
 

肌の露出を少なくして冷やさないこと。
 

ほとんどの動物は毛皮をまとっていますが、人間は毛皮がありません。

そのため衣服によって、体温の放散を防いでいます。
 

夏場は暑いので少々大丈夫ですが、それでもエアコンの効いた部屋に長時間いる場合は長袖を着た方がいいです。

オシャレからは少し外れてしまうかもしれないところが、女性にとっては辛いところですが。

 

カイロを貼ってもらうのも効果的です。
 

ただし夏場など暑いときはカイロはやめて下さい。

体が熱を持ちすぎてしまい、熱中症になる可能性もありますし、あまり熱を持った体は冷やす働きが強くなって、余計に冷えやすい体になってしまうことがあります。
 

寒い時期にカイロを使う場合、お腹よりも腰の方に貼ってもらった方が効果的です。

お腹だと温まるのが表面だけなのですが、腰だと脊髄神経を介して体の芯から温めることができます。

 

冷え改善に一番効果があるのは「運動」

いろいろ書きましたが、それでも冷え改善に一番効果があるのは運動です。
 

体を動かすと筋肉が動くことで熱を作ります。

運動により心拍数が上がり血行が良くなり、筋肉が作った熱を全身に巡らせます。

運動(心拍数が上がる)が習慣化すれば、血管が広がり血液の流れが良くなります。

 

運動といっても、スポーツをしなくて大丈夫です。

ただ歩くだけでいいんです。
 

歩くといっても、ダラダラ歩いてもあまり効果がありません。

少し早歩きで15~30分くらい、血行が良くなり足先までポカポカするのが目安です。
 

ジョギングだとより手っ取り早いですが、走るのは苦手な人も多いし、服装や靴など準備も必要になったりするので歩くのでいいと思います。

 

運動に勝る冷え対策はありませんし、そもそもの体の活性化にもなるので、ぜひ体は動かしてくださいね。

 

あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師 稲田靖人 監修