ここ数年で「卵子の老化」という話しをよく聞くようになりました。
また、芸能人など著名人が40代で出産するニュースは昔からありました。
そういうことから、
卵子が老化するなんて知らなかった。
40代でも普通に子供を産めるものだと思っていた。
そういう声をよく聞きます。
もちろん、40代でも普通に妊娠・出産される方もいます。
でも統計的には、どうしても確率は下がってしまいます。
不妊治療を始める方も年齢とともに多くなります。
そのときに問題となってくるのが「卵子の質」。
体外受精で採卵をして、受精はするけど育たない。
原因は何か?
お医者さんは「卵子の質が良くない」と言う。
その卵子の質には年齢が大きく関係します。
老化した卵子は若返ることはない
卵子の老化。
老化したものは若返ることはない。
確かにそうです。
時間を巻き戻すことはできません。
しかし、若返ることはなくても、質が良くなることはあります。
卵子は最初から卵子ではなく、卵胞という細胞なのです。
その卵胞が、毎回、月経周期のたびにホルモンによって育っていき卵子になるのです。
ということは、ホルモンバランスが良くなれば、卵子の質は上がると考えられます。
実際に当院に通われている方には、鍼灸治療を始めてから採卵した卵子が、以前よりも質の良いものが採れるようになった。
そういう人が少なくありません。
そうして40代でも妊娠された人はたくさんおられます。
卵子の質がよくない、と言われている方は、ぜひ一度鍼灸治療を試してもらいたいと思っています。